この度、米国・ロサンゼルス在住で高知市出身の尾﨑賢助様より、尾崎様の著書

『The Destiny of a Castaway JOHN MANJIRO』を、ジョン万次郎資料館に寄贈していただきました。

 

尾﨑様は、1938年に高知市にお生まれになり、27歳の時にパナマへ渡航され、カリブ海を中心に貿易業に従事され、現在はロサンゼルスで貿易業を営まれています。同郷で、ご自身と同じく海外へ飛び出したジョン万次郎のことを敬愛しておられ、ジョン万次郎をもっと広く世界中に知らせたいとの思いから、英語の小説『The Destiny of a Castaway JOHN MANJIRO』を執筆、自費出版されました。米国内の図書館や公的機関、日本国内の図書館などにも寄贈作業を進めておられるとのことで、この小説をもとにした映画化の構想もおありとのことです。

 

ご寄贈いただきました御本は、ジョン万次郎資料館の、万次郎の功績を伝える展示室に展示させていただきました。この本が、全世界のたくさんの人たちに読まれて、ジョン万次郎について知っていただくきっかけになったり、これから未知の世界へと踏み出す少年少女たちの、ヒントになってくれたらいいなと思います。